固定相場制を採用している国

 

 

固定相場制とは、自国通貨と別の効果の通貨の交換比率を一定に保つことを指します。どの通貨に固定するのかは問われないのですが、世界の基軸通貨であるドルに固定することが多く、この場合にはドルペッグ制と呼びます。

 
実際にドルペッグをとっている国はいくつかあって、有名なところでは香港ドルがあります。ドルに固定させるためには、それだけの経済力が必要となります。自国通貨が売り込まれた場合に、それを買い支えるだけの外貨が必要となります。ですから、十分な外貨準備がないと実質的には難しいと言えるでしょう。
完全に固定させるわけではなくて、ある程度の幅を持って固定させると言うことも行われます。例えば、スイスは欧州金融危機の時に大きく買われたために、スイスフランが一定以上買われれば介入することを宣言しました。これもある意味では固定させているとも考えられます。

 
そのほかにも、中国が人民元をドルに対して一定に固定していたのは有名です。リーマンショック後に、中国政府は自国通貨高を避けるために、人民元高を抑制する政策をとっていたようですが、これは実際には政府が公開しているわけではなくて、広域見解として介入していると表明したことはないのです。

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