原油価格が与える影響

時々ニュースでサウジアラビアやシリア等ホルムズ海峡周辺の政情が伝えられる事が有りますが、これらの報道は市場の原油価格に大きな影響を与えます。何故ならこれらの国は原油の生産量では世界の殆どを占めており、更にホルムズ海峡は原油を輸出する際に多くの輸入国へのルートとして使われるからです。

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もしホルムズ海峡が封鎖等と言う事態になりますと多くの輸入国へ原油が輸出されない事になりますので、価格の高騰に繋がり世界中の経済に大きな打撃を与えます。原油の価格の高騰から始まりガソリンの価格の高騰、原油を材料に作られるプラスチック製品、原油は輸出入の際の船の燃料にも利用されていますので海外から輸入している衣料品やその材料及び小麦粉等食料関係の高騰を引き起こし、日常生活の殆どの製品で値上がりが起こり私達の生活は困窮を極めてしまいます。

 
市場でも多くの銘柄に影響を与え投資家や企業の経営者にも多大なる損失を与え、体力の少ない中小企業等は倒産等で解雇される人材も多くなり、日本のみならず世界経済も大きく落ち込む事になります。こうなると政府の金融政策だけではどうにもならなくなりますので、アメリカを中心に世界各国が産油国の政情には厳しくチェックをしています。

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